| アビランド 1939年〜 |
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株式会社アビランド 1939-40年の戦争中、工場はひっそり細々と操業していましたが、唯一特記に値する出来事は、100年前祖父により創設されたアビランドの意匠、商標および諸権利すべてをウイリアム・アビランドとその姉妹が購入したことです。長い間ライバル関係にあった2つのアビランドがこのとき1つにまとまりました。 戦争中、アビランドも同業者と同じく建屋の保守に必要な鉄の数量制限に悩まされました。そして工場家屋は無残な状態でついに終戦を迎えます。日本とドイツの製磁産業は終戦後、アメリカの貸付により驚異的なテンポで再建されます。近代化された両国製磁産業は、危険な競争相手となってきました。 1957年7月31日、ウイリアム・アビランドと義理の兄弟達は事業から身を引き、ウイリアムの息子のハロルドが事業を引き継ぎます。1961年にテオドール・アビランドが社長に任命されました。彼は、弟のフレデリックと共にニューヨーク事務所の経営も継続しています。 1959年にはリモージュに天然ガス施設が設置され、工場基盤の近代化が実現されました。旧式丸型焼成窯は10mのタワーもろごと解体されます。代わって設置されたのは、焼成がより安定し品質の大幅な改善が可能なトンネル式焼成窯です。この成功をかわきりに、アビランドは大規模な投資政策に取り組みました。約1世紀活躍した古い皿成形機は少量ロット専用に、代わりにずっと安定した生産量を得られる高い収益性の機械を導入しました。 装飾技術もさらに発展。多くは東洋や現代芸術から着想を得て、新しいデザインシリーズが次々と創作されました。 非常に厳しい管理システムにより、製作中に発生した不良品はすべて取り除かれ、顧客に納入した磁器製品は完璧な品質を誇るようになりました。 成功は偶然発見されるのではなく、獲得するものであります。歴史は情熱と日々のたゆまぬ努力により作られます。アビランドは、その豊かな経験を生かし、歴史を刻む毎に更新される伝統を愛する収集家や友人の楽しみのため、創作の未来を歩み続けています。 |
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